三重県は8月1日、津市と鈴鹿市、桑名市の20代から70代の男女計5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同日は既に四日市市で6人の感染が報告されており、県内の1日当たりの感染者数は、これまで最多だった7月29、31日の10人を上回る11人となった。
県薬務感染症対策課によると、新たに感染がわかったのは、津市の会社員の20代女性と50代男性、無職の70代女性、鈴鹿市の自営業の30代男性、桑名市の会社員の20代女性。津市の3人は、7月31日に感染が判明した40代女性の同居家族で、濃厚接触者としてPCR検査を受けていた。
鈴鹿市の30代男性は、7月中旬から下旬の14日間、愛知・岐阜県内で仕事をしていた。桑名市の20代女性は、7月22日まで名古屋市内で勤務先の研修に参加し、17、22日に職場関係者と飲食店を利用していた。現在判明しているこの2人の濃厚接触者は、家族や友人など計12人。