三重県は7月25日、桑名市の10代の会社員男性と紀北町の20代の自営業男性が新型コロナウィルスに感染したと発表した。県発表の感染者は延べ65人になった。
発表によると、桑名市の男性は、22日に陽性が確認された四日市市在住の歯科医療機関に勤務する20代女性の弟。18日に38度の発熱があり、医療機関を受診。姉の陽性が確認されたことから別の医療機関を受診、24日にPCR検査の結果、陽性と分かった。
男性は、11日に大阪府内へ友人数人と食事に出掛け、17日は姉宅に宿泊。22日まで会社に出勤していた。県内の移動は自家用車を使っていた。
一方、紀北町の男性は12、13両日、公共交通機関を利用して名古屋市に行き滞在。15、21日は家業を手伝い、16日は自店舗で勤務していた。17日昼ごろ、38度の発熱と腰痛があり、夕方には解熱。22日に鼻詰まり感があり、23日に医療機関を受診。PCR検査の結果、24日に陽性が判明した。
22日に陽性が確認された尾鷲市の50代自営業の女性が16日に男性が経営する店舗を利用していたという。濃厚接触者として同居の家族4人が特定されている。
この日確認された男性2人は、現在、県内の医療機関に入院し、症状は無く、日頃からマスクを着用していたという。