三重県は7月23日、尾鷲市に住む50代の自営業の女性が新型コロナに感染していることが判明したと発表した。県内では61例目。
発表によると、女性は7月20日の夜、38.4度の発熱があり、翌21日に解熱はしていたが、再度発熱したため、医療機関Aを受診した。医師から帰国者・接触者相談センターに相談があり、医療機関Bを受診し検体を採取。同22日にPCR検査の結果、陽性が判明し、県内の医療機関に入院した。現在は症状がないという。
女性は7月4、5日に大阪府を自家用車で訪れ、買い物や食事をしたという。同18日に出勤、19日には家族の受診の付き添いで医療機関Cを訪問した。20日は出勤、21日は午前のみ出勤していた。
公共交通機関の利用はなく、日頃からマスクを着用。県では現時点で、同居家族2人、別居家族1人を濃厚接触者に特定しPCR検査を実施する。また、別居家族1人と医療機関Aの6人を接触者とし健康観察を行うという。