四日市市保健所と県は7月23日、歯科医療機関に勤務する同市内在住の20代女性が、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性が判明したと発表した。県内60例目。
同保健所によると、この女性は20日の退勤後、夜になって37・5度の発熱があり、翌21日にも38度の発熱と頭痛、倦怠感があったため市内の医療機関を受診。22日の検査結果で陽性が判明した。現在は県内の医療機関に入院しており、既に症状は無いという。
女性は日常的にマスクを着用し、自家用車で通勤。23日時点で特定されている濃厚接触者は、市外で暮らす家族4人と勤務先関係者6人の計10人で、今後全員に検査を実施し、健康観察を行うとしている。