新型コロナ 名張市の60代女性が感染 大阪から帰省の孫と接触 県内55例目

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 三重県は7月17日、名張市在住の60代会社員の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内55例目。

 発表によると、県内53例目の感染者として県が16日に公表した大阪府在住の20代女性の祖母。濃厚接触者として15日に検体採取し、16日に陽性が確認された。38・3度の発熱やせきなどの症状がある。

 大阪から名張市内の実家に帰省した孫と、11日と12日に接触した。無症状だった13日は奈良県内の職場で勤務。帰宅途中で短時間の買い物をしたが、その後は外出しておらず、日ごろからマスクも着用していたという。

 保健所が調査を進めており、職場の同僚1人が濃厚接触者、3人が接触者として特定されている。

 20代女性の濃厚接触者として検査したもう1人の家族は、陰性が確認された。