窓の明かりで元気よ届け! 都ホテル四日市

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 道行く人たちに、少しでも明るい気持ちになってもらえればと、都ホテル四日市(四日市市安島)では3月27日から、空室の照明を組み合わせて「四」「日」「市」の文字や笑顔のマークなどを浮かび上がらせている。

 同ホテルでは、感染拡大が懸念され始めた2月初旬から、ツアーや団体客のキャンセルが相次ぎ、出張などを控える動きも重なり、利用状況は昨年同期に比べ半分ほどにとどまっているという。

 一斉休校や外出自粛などで街中に閉塞感が漂っていることに心を痛めたフロントスタッフが提案し、建物南側の空室部分を使ってやってみることに。午後8時ごろから1時間ほど点灯し、SNSに投稿したところ、「可愛いですね」などのコメントが寄せられたという。

 同ホテルによると、今後の実施は部屋の稼働状況により変わってくるそうだが、タイミングが良ければ、通り掛かりにすてきな明かりが見えるかもしれない。

(2020年4月11日発行 YOUよっかいち第183号掲載記事)