「何かに貢献したい」 四日市の企業がマスク寄贈

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 雑貨の輸出入や園芸用品の輸出をする「SK World貿易」(四日市市川原町)は「新型コロナウイルス感染症対策に役立ててほしい」と、四日市市へ不織布3層式マスク1万1040枚を寄贈した。【マスクを寄贈した「SK World貿易」の佐藤社長(中央)=四日市市役所で】

 贈呈式が4月10日、四日市市役所であり、同社の佐藤友洋社長が出席。同市の森智広市長が対応し、感謝状を贈った。寄贈されたのはレギュラーサイズ9,600枚と小さめのサイズ1,440枚。市では福祉分野と教育分野で活用するという。

 マスク不足の状況を見て「何か貢献できることはないか」と考えていたといい、日頃やり取りをしている中国・上海の知人に相談。取引先などの賛同を得て、輸入を決めたという。「マスク不足にお役に立ちたい」と市への寄贈することとした。

 森市長は「マスク不測の厳しい状況の中、ありがとうございます」と感謝を述べていた。佐藤社長は「必要とされる方にお配りいただければ」と話していた。