四日市市は国内で感染の報告が多数ある「新型コロナウイルス」の感染拡大防止対策として、3月15日までに市が主催する行事の開催中止を発表した。今後、患者が増加する可能性を踏まえた対応が必要であることを踏まえ、第3回四日市市健康危機管理対策対応本部の対応方針に基づいて対応していくという。
2月25日現在で中止などの決定を行った行事は「消防春ふぇす」(2月29日)、「第6回よかパパフェスティバル」(2月29日)、「熟年大学文化祭」(2月29日、3月1日)、「弥次喜多まんじゅう列車スタンプラリーイベント」(2月29日~3月8日)、「南部丘陵公園梅見ウオーキング」(3月1日)となっている。
卒業式など参加が特定できるものや開催せざるを得ないイベントなどは、注意喚起と感染防止対策を十分に行った上で開催するよう呼びかける。市では、「参加者への手洗いや消毒の推奨を行うこと」「発熱やせき症状がある場合は参加自粛を要請する」「高齢や基礎疾患を持つ人で感染リスクを心配する人には参加自粛を要請すること」などを感染防止対策の目安として呼び掛けている。