支援団体が子育て講演企画 2月29日四日市市文化会館

1765

 横浜市で保育施設「りんごの木こどもクラブ」を主宰する柴田愛子さん(71)を迎えた「子育て講演会 子どもの力を信じて」が、2月29日(土)午後1時から同3時まで四日市市文化会館(同市安島)第3ホールで開かれる。

 親子の居場所提供などに取り組む子ども支援団体「子育ち広場ドロップin」(同市富田)が主催。「子どもの心に寄り添う」を基本姿勢に幼児保育に取り組んでいる柴田さんは、講演会では実例を交えながら話す。子育てに関する著書や絵本の出版物も多く、同団体の利用者からも「柴田さんの本を読むとほっとする」などの声があるという。

 同団体スタッフのフローレス友理さん(39)は、4歳と1歳の2児の母。幼稚園でミカンの皮がむけない子がいることを知り、「親が良かれと思ってすることが、子どものためになっていないことがある。柴田さんから子どもとの関わり方を学びたい」と期待を寄せる。

 チャイルドラインの実施団体の一つでもある同団体によると、最近の相談内容から「周りからの目を気にして、自分で決められない子が目立つ」という。運営委員長の山本尚子さん(49)は「親の在り方に気付く良い機会。子育てに関わる多くの人に聞いてほしい」と来場を呼び掛けている。

 参加費は1500円。託児は千円(先着10人、事前予約制)。 問い合わせ、申し込みは同団体TEL059-363-3728(日・月曜休)へ。

(2020年2月8日発行 YOUよっかいち第179号掲載)