自然を感じながら大人も子どもも楽しめる場を設けようと、まき割りや木を切る体験をし、森を散策するイベント「うつべの森をつくろう」が、2月16日(日)午前11時から四日市市釆女町で開かれる。参加無料。【まきを運ぶ寺田さん(左)と上さん=四日市市釆女町で】
40年以上前から自然観察会などを開いている四日市自然保護推進委員会が、四日市公害と環境未来館(同市安島)のエコパートナー事業として企画。ゲンジボタルも生息する采女町付近で、放置されたままになっていた杉林を整備しようと、昨年から間伐を始め、遊歩道を設けたり伐採した木をチップにして散策路に敷いたりと、整備を進めてきた。
イベントでは、まきの火で沸かした湯で飲み物を楽しむ「森カフェ」や音楽会、会場近くにある「うつべ農園」による餅つきやぜんざいの振る舞いもある。定員は40人で、参加には事前予約が必要。応募多数の場合は抽選(当選者にのみ電話で通知)。市内在住者が対象で、小学生以下は保護者同伴。
同委員会メンバーの寺田卓二さんは「皆で協力して森を整備し、多くの人に身近な森を楽しんでほしい。子どもたちには、自分たちで遊びを考えつくような場を提供したい」と期待を込めて話した。
申し込みは四日市公害と環境未来館へ、ファクス(059・329・5792)、電子メール(kougai-kankyoumiraikan@city.yokkaichi.mie.jp)で。同10日(月)締め切り。
問い合わせは同館TEL059-354-8065まで。