火災発生や救急出動 2019年の状況など発表

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 四日市市消防本部は2019年の管轄地域における火災、救急、救助件数の状況(速報値)を発表した。発表によると、火災は92件で前年の110件から18件の減少となった。救急出動の件数は15,585件で過去最も多かった前年と比較して325件の減少となったという。

 火災では全体の約7割が建物火災、次いで「その他」が20件、車両火災は8件だった。月別では2月の12件が最も発生が多かったという。出火原因は疑いを含む「放火」が14件で、5年連続1位となった。次いで「たばこ」(9件)、「たき火」が8件となっている。

 火災による死者は2人で前年より、3人の減少。負傷者は6人で、前年より8人の減少だった。火災による損害額は、18件減少となっているものの、建物焼損床面積が前年から大幅増加したことから、損害額が増加する見込みだという。


 救急では、「急病」が約7割で10,389件で、次いで一般負傷が2,126件、交通事故が1,259件となっている。救助に関しては2019年中は131件で10件増となり、交通事故が57件で最も多かったという。