人形へ感謝の気持ちを込めて送り出す「人形供養祭」が11月18日、四日市市日永2の円楽寺で開かれ、家庭で愛されたひな人形や五月人形などが並べられた。【供養される集まった人形=四日市市日永2で】
住職が読経を唱え、集まった人らは供養の様子を見守った。「人形への恩愛の思いと感謝をこめた送りの供養がぜひ必要」と始められた供養祭。
大事にしていたフランス人形を抱き、はじめは供養の様子を見守っていた女性は、住職に促され、集めて供養されている人形の側へ。手に持っていた人形を置くと、手を合わせ、微笑みながら見守っていた。
同寺の供養祭は年に2回、5月と11月に開かれている。供養してほしい人形は年中受け付けている。