トライアスロン国際大会で完走 チーム「△ミサイル」の3人

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 9月に南仏ニースで開かれたトライアスロンの国際大会「アイアンマン70・3」に、四日市市在住の男性3人が出場し、見事完走を果たした。スイム1・9キロ、バイク90・1キロ、ラン21・1キロの計113・1キロ(70・3マイル)を踏破する過酷なレースに挑んだ3人は「世界の鉄人たちのレベルを実感した」と達成感をかみ締めている。【「アイアンマン70・3」を完走した(左から)黒田さん、茂利さん、川森さん(川森さん提供)】

 完走を果たした同市新浜町の自営業、茂利隆俊さん(64)、小杉町の会社員、黒田孝さん(58)、日永西の会社員、川森康裕さん(35)は普段、同市や近隣市町在住の20代から60代を中心に40人ほどが集まり、トライアスロンやロードバイクなどを楽しむチーム「△(さんかく)ミサイル」の一員。予選を兼ねた6月の日本大会で好成績を納め、「3人そろって国際大会に出たい」という願いがかなった。

 レース当日は過ごしやすい気象条件だったものの、バイクコースで海外選手が急斜面でもあっという間に登っていく姿を見て、強さを実感。3人は「街を挙げて大会を盛り上げていたのが印象的。ゴールテープを切った瞬間はスター選手を出迎えてくれるような歓声だった」と振り返る。

 チームのスローガンは「楽しく、強烈に」。15年ほど前から活動しているが、会費や規則は無く、ランやバイクだけを楽しむメンバーも。活動を通して、トライアスロンの競技人口を増やしたいという思いもあり、川森さんは「過酷なイメージがあるが、3つの種目があるので飽きない。完走した時の達成感、感動はひとしお」と魅力を話した。

 チームのホームページ(https://sankaku-missile.amebaownd.com/)では活動の様子を紹介している。

(2019年10月26日発行 YOUよっかいち第172号掲載)