街角を彩るウィンターイルミネーションは、毎年恒例の場所も数多いが、四日市市内では今年、四日市あすなろう鉄道に青い光を放つ列車がお目見え。幻想的な空間をつくり出し、話題を呼んでいる。
イルミネーション列車は11月14日から走り始め、点灯する瞬間は乗客から歓声が上がるほど。写真映えを狙う若い世代はもちろん、スマホやコンパクトカメラで撮影する乗客も多いという。点灯は3両編成の中央1両だけだが、華やいだ気分になれると好評だ。
鉄道写真の撮影が趣味という市内の60代女性は「テレビで見て楽しみにしていた。うまく撮れたら投稿したい」と笑顔で話し、何度もシャッターを切っていた。
1月20日(日)までの午後5時以降、営業運転をしている列車で点灯する。通常の運賃で乗車できるが、ワンデーフリーきっぷを購入し、窓口で提示すると乗車証明書がもらえる。運行情報はフェイスブック「あすなろう鉄道日和」に、土日祝は月単位、平日は当日の朝に掲載している。
問い合わせは市公共交通推進室TEL059・354・8095まで。