幼いうちから良い生活リズムを身に着けてもらおうと、四日市市智積町で活動する「四日市友の会」は、6歳以下の乳幼児と親の集まり「すくすくの会」を毎月第2金曜に開いている。「遊び中心の子育てサークルと違って生活の工夫が聞ける」と好評だ。【「すくすくの会」で時計作りを楽しむ親子=四日市市智積町で】
4月の活動日には市内外から9組の親子が参加。わらべ歌遊びを親子で楽しんだ後、母親たちは自己紹介も兼ね、輪になって日ごろの様子を話した。「夜寝るのが遅い」「上の子とペースを合わせるのが難しい」「早く早く、と言いすぎてしまう」といった悩みも明かされた。
「すくすくの会」リーダーの原みよ子さん(70)は「子育てを楽にするのは、子どもに合った『起きる、寝る、食べる、遊ぶ』のリズムを整えること。そのためには大人が時間を意識することが大事」と参加者へアドバイスしていた。
その後、楽しく取り組む工夫として、色画用紙と厚紙で針の動く紙時計を、親子で作った。参加者からは「他のお母さんの話を聞けて刺激になった」「夕食の前にお風呂に入ったらいいと気付いた」などの感想が聞かれた。