消防車、救急車の現場到着時間の短縮を目的に、4月1日から運用を開始した四日市北消防署北部分署(四日市市中村町)の開署式が4月21日に開かれた。【開署を記念したテープカット=四日市市中村町で】
式では四日市市の森智広市長があいさつ。「市民の命を守る大切な役割を持って取り組みを進めていきます。消防、救急の機能をしっかりと充実させていきたい」などと話した。坂崎修分署長から施設概要の説明があり、出席者は配られた資料を見ながら、熱心に聞いていた。開署を記念して四日市市消防音楽隊の記念演奏があり、最後に分署正面玄関前で、テープカットが行われた。
同署は鉄骨造2階建て。延床面積は1386・6平方メートルで、このうち拠点防災倉庫部分は389・83平方メートル。 配備車両は消防車、救急車、予備消防車、広報車が1台ずつで、事務室、会議室などを備え、屋上にはヘリポートもある。北部拠点防災倉庫が併設され、食料や毛布、バルーン型投光器などの救助用資機材を備蓄している。