異動規模は883人 四日市市が組織機構など発表

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 四日市市は、来年度の定期人事異動について職員配置や新設する部署について発表した。異動規模は883人で、組織改革による部の新設などを行った。

 発表によると、四日市市の魅力を効果的に市内外に発信し、観光客や人口の増加につなげていこうと「シティプロモーション部」を新設。部内には、現在、政策推進部の広報広聴課が担う業務に加え、マーケティング手法を活用し広報戦略を構築する「広報マーケティング課」を、商工農水部の観光・シティプロモーション課を改組し「観光交流課」を新設する。

 高校総体や三重とこわか国体に向けた準備体制の強化に「スポーツ・国体推進部」を新設。部内にはスポーツ課と国体推進課を設置する。

 組織の見直しについては、秘書課が国際交流に関する渉外業務に力を入れていくことから「秘書国際課」へ名称を変更。財政経営部の公会計・行財政改革推進室を行財政改革課へ拡充改組、財政経営課を財政課へ改める。

 また、健康福祉部の臨時福祉給付金室は支給事業の終了に伴い廃止。消防本部は北消防署の分署を設置、4月1日から運用を開始。市立四日市病院には医療安全の推進を図るため「医療安全管理室」を設置する。