小山田地区市民センター(四日市市山田町)前の広場には、推定樹齢80年を超えるといわれるソメイヨシノの木がある。広がる枝にはつぼみがたくさん、満開へ向け、すでに咲いている花もある。【たくさんのつぼみが開花へ向け膨らむ「おやまだ桜」=四日市市山田町で】
同センター前の「里山公園 竹の広場」は2012年に竹林を伐採し整備。同時に広場にある桜の木の名前を募り、「おやまだ桜」と名付けられたという。
木の横には、由来をまとめた看板を設置。また、小山田地区の自然や文化、歴史を地図上にまとめ、2016年12月に発行された「小山田つながるMAP」にも記され、満開の「おやまだ桜」の写真を掲載。木は、地元の団体などが中心となって世話をしている。
地域のシンボルとして親しまれている古木。4月8日から10日の3日間はライトアップも予定され、夜桜鑑賞も楽しめる。