【連載:四日市南署だより】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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認知症と運転免許 高齢者の交通事故防止

交通第一課長 山上武彦

高齢ドライバーの交通事故の特徴は?

 三重県の交通死亡事故のうち、約3割が65歳以上の高齢ドライバーが関わっており、歩行者や自転車などを含めると交通事故死者数の半数以上を高齢者が占めています。また全国的にも、認知症が疑われる高齢ドライバーによる、大きな事故が多く発生しています。
 高齢ドライバー事故の多くは、交差点での出合い頭と右折時と言われます。出合い頭事故では安全な停止や左右確認が十分でないケース、右折時事故ではドライバーが右折可能の判断をするとき、対向車の速度を考えず距離のみで判断するケースが多いとされています。高齢者の運転では「認知力」「判断力」「運動能力」の低下が事故につながりますが、認知症はその一つ「認知力」の低下がより顕著になります。

認知症の人の運転の特徴は?

▼駐車の幅寄せが下手になる
▼交通ルールを無視しがちになる
▼運転中の脇見が増える
▼車間距離が短くなる
▼とっさの時にアクセルとブレーキを間違える
▼運転操作が遅くなる
▼知らないうちに車に傷をつけている
▼運転中に自分の居場所が分からなくなり、行き先を忘れたり、帰れなくなる
 車にたくさんの傷が付いている時は要注意。帰れなくなった時は、かなり認知症が進んでいる可能性があります。

特徴が表れたら

 認知症が疑われる場合、運転免許センターの適正相談係で運動能力判定機器を使った運転適正検査が受けられます(要予約)。また、運転に自信がなくなった方の運転免許自主返納制度や、運転免許更新時の認知機能検査(75歳以上)など、警察では認知症に対するさまざまな取り組みをしています。本人やご家族など身近な人だけで悩まず、管轄警察署の交通課、または運転免許センターにご相談ください。
 問い合わせは県運転免許センター 電話059・229・1212、四日市南署 電話059・355・0110、四日市北署 電話059・366・0110、四日市西署 電話059・394・0110まで。

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