【連載:四日市南署だより】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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振り込め詐欺の被害防止

刑事第二課長 久保裕一

 『振り込め詐欺』とは、詐欺グループが、面識のない方々に電話等を利用して連絡し、不正に手に入れた口座に振り込ませる等して、お金をだまし取る詐欺です。
 振り込め詐欺には電話等を利用して、子どもや孫等の親族や警察官、弁護士を名乗り、交通事故や痴漢行為の示談金などを名目にお金をだまし取る「オレオレ詐欺」、郵便やインターネット等を利用して、有料サイトの未払い金があるなどと架空の事実を口実にだまし取る「架空請求詐欺」、実際には融資しないのに、融資するとの文書等を送付して、融資するには保証金がかかる等との名目でだまそうとする「融資保証金詐欺」、医療費や税金の還付手続きを口実にATMを操作させ気づかないまま、口座に入金させる「還付金等詐欺」の4つの形態があります。
 昨年中は、全国で、振り込め詐欺により約160億円の被害があり、県内では約1億2千万円の被害が発生しました。被害が増加傾向にある中、昨年当署管内では詐欺グループからの電話はあっても嘘を見破るなど、振り込め詐欺の被害はありませんでした。当署では独自の取り組みとして、振り込め詐欺は「キッパリ」断るを合い言葉に、反射材の活用による交通事故防止と併せた「ピカット、キッパリ」作戦による様々な形での広報啓発活動を展開していますが、多くの方々にご理解をいただき、被害防止意識が高揚した結果と感謝しています。
 「振り込め詐欺」が多くの方々に周知されたことにより、詐欺グループにすれば、従来の口実ではだましにくくなってきました。しかし、新たな「嘘の口実」を設け、何とかお金をだまし取ろうとしています。
 新たな傾向としては、未公開株や社債等の有価証券や外国通貨の売買を口実とした「金融商品等取引名下の詐欺」が全国的に発生しています。これは、面識のない方々に連絡して、お金をだまし取る手法が、振り込め詐欺と同じなので「振り込め類似詐欺」と呼ばれています。
これらには「金融商品等取引名下の詐欺」のほか、「ギャンブル必勝法情報提供等名下の詐欺」や「異性との交際あっせん名下の詐欺」が確認されています。今や「振り込め詐欺」だけを注意していたのでは、いつ大金をだましとられるか、分からない状況にあることから、「特殊詐欺」と称して、注意喚起をお願いしています。
 その中でも「金融商品等取引名下の詐欺」は最も被害が多く、詐欺グループは言葉巧みに誘ってきます。だましの手口はますます、功名化されていて、見破ることが困難な状況にあります。
 不審な誘いが、電話や郵便で届いた際は、迷うことなく四日市南警察署にご相談ください。

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