【連載:「ひと」育て 「企業」育て】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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【リプロ株式会社】一致団結でおもてなし

ハートで勝負のサービス
リプロ株式会社
佐野 武 社長

「こころとからだに温もりを」がモットーの健康ランド「ユーユーカイカン」を運営するリプロ株式会社。2年前に事業継承し二代目社長に就任。地域との連携を重視する経営に力を入れているのが佐野武社長(42)だ。
 理工系大学卒で医療機器メーカーの生産管理責任者を経ての入社。従業員を“人財”とし、育成と組織づくりに情熱を注いでいる。

 「まさかサービス業を経営するとは思わなかった」という佐野社長。卒業後は専攻分野である生産管理業務に従事していた。2000年、事業拡大があり帰省して同社に入社。
 メーカー勤務時代、技術者との打ち合わせが多い中で、共に仕事をする相手に「自分の思いを熱く伝えること」を常に意識していた。そのことは今も同じ。
 現在160人いる従業員は自身も含め異業種からの転職も多く「お客様100%満足」の理念を胸に働く。「お客様へのサービスは心ある接客とおもてなしが一番。自分がしてもらってうれしいことは何かを常に考えてほしい」と話す。

心ひとつになること

 今年度の会社の方針として「人財育成と組織づくり」を掲げている。館内部門マネージャーには責任感ある仕事を常に考えて行動させ、現場最前線の女性リーダーのモチベーションを引き上げる。「このピラミッドを作りこむことが最重要課題」と佐野社長。「接客、おもてなし」や「笑顔の大切さ」など、外部講師を招いた研修にも今年は注力。
 「何をするにしても管理者には自分がもう一つ上の立場でどう判断するかを考えてほしい」。佐野社長いわく「組織は伝言ゲーム」。なかなか社長の思いが末端まで伝わりにくいので言い続けることが大切という。理想とするのは「社内コミュニケーション力を向上させ、同じ思いの仲間をつくり、心ひとつになること」館内従業員は同じひとつのチーム。一丸となってもてなすことを目指す。

「風呂育&風呂活」

 同社では「地域活性化推進室」を立ち上げ地域課題の解決や地域貢献に取り組む。佐野社長の考える地域課題は「高齢化社会」「若者の未就職と雇用」「少子化と子育て」の3つ。「“風呂育”と“風呂活”というのがキーワード。とにかくお風呂に入る、ただそれだけで、地域を育て、地域を活性化させることができれば」。日本人の大切な文化である「風呂」は、歴史の中でも大切にされてきたコミュニティー。
 「お客様は元気なアクティブシニア。とにかく皆さん元気。その秘訣は仲間と笑い、適度な運動をし、生涯学習や文化教室で頭を活性化し、病気にならない健康な身体を維持しているからです」と話す。
 高齢者の積極的な活動が若者の就職を助け、子育てをサポートする。そんな環境を目指し、昔ながらの懐かしさを維持しながらも、地域と風呂の関係を考え、地域づくりにつながる消費活動に積極的に取り組む。さまざまな楽しみ方を提供し、地域経済の活性拠点を目指す“ユーユータウン構想”が夢だ。
 最近では社長自らが、男湯で背中を流すというユニークなサービスも実施し、好評を得た。
 「ハートで勝負するのがユーユーカイカン。変化に負けない経営をし、体も心もすみずみまで満足を提供し続けたい。地域に恩返しをしていきたいですね」と熱く語った。 

リプロ株式会社
四日市市智積町3359
【資本金】 2千万円
【従業員数】160人
【売上高 】 9億円

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