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【茉莉奈バレエスクール】周囲の人の支えに感謝を

手探りで始まった指導者の道

茉莉奈バレエスクール代表・田邉茉莉奈さん(24)

 四日市市末永町のバレエスクール「茉莉奈バレエスクール」の代表・田邉茉莉奈さん(24)は、大学進学と同時に指導者としてのスタートを切った。学生時代は学業との両立をこなし、卒業と同時にスクールを設立。昨年12月にはコンクールで最優秀指導者賞を受賞した。

学業との両立

 指導者への道を歩み出したのは、 母ひろみさんが勤務している四日市スイミングクラブが「キッズスタジオ」を開設するにあたり、バレエの指導者を探していると知ったとき。「母が私を担当者に紹介したのがきっかけでした」。当時、田邉さんは高校3年生、大学進学も控えていた。3歳からバレエを始めてきたが、自分が教える立場になるとは考えたこともなかった。
 「教えてもらってきたことを伝えていこう」大学入学と同時に始まった指導者としての道は、まさに手探り状態。自宅から大学までの通学時間は2時間半。プライベートはバレエの指導に費やした。
 指導を始めたとき、担当したのは3歳から小学低学年の生徒。整列や話を聞くという礼儀を教えることも役目。バレエの知識や技術以外にも伝えることがあることに戸惑ったこともあった。しかし、そのとき心強かったのは周囲の人たち。「保護者の方々の協力が本当に助かりました」
 当初は週1日だったレッスンも、評判を呼び週4日になっていった。「もっとこの子たちの可能性を伸ばしたい」大学卒業と同時にスクールの設立へと動いた。

周囲の思いやり

 「優しいときも、厳しいときもある。バレエを続けていくには楽しいことばかりじゃないと教えなくては」。レッスン中に泣き出す生徒もいるが、厳しく接することの方が多いという。
 昨年12月26、27日に石川県金沢市であった第26回NAMUEクラシックバレエコンクールでは、生徒が1位をはじめ、多数入賞した。その功績により、田邉さんは最優秀指導者賞を受賞した。
 先生が表彰されたことに生徒たちも大喜び。実は以前から「頑張って先生に賞をあげたい」「誰が最初に先生に賞をあげるか競争しよう」などと生徒同士で話をしていたという。
「生徒からも支えてもらっている。自分も指導者として進歩しないと」。現在も指導の勉強のため、他の教室のレッスンへ足を運ぶ。
「吸収したことを指導に生かしていきたい。日々成長していく生徒たちに負けないように」と力強く語る田邉さん。
 5月13日には5周年を記念して念願の教室初「コッペリア」全幕公演を四日市文化会館で開く。
「周囲の人の支えがあることに本当に感謝しています。感謝を大事にしていきたい」と話した。

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