【連載:「ひと」育て 「企業」育て】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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【株式会社PROGRESS DINING】一致団結した組織づくり

開業2年で3店舗経営
「自分が変わらないと」

 会社が多くのより良い人材を育て、その人材が地域を育てていく手法は、それを考える経営者の数だけ存在する。現在躍進を続ける企業は、どのように人材を育てているのだろうか。24歳で独立し、現在は四日市市内で居酒屋など3つの飲食店を経営する株式会社PROGRESS DINING(プログレス・ダイニング)の早川陽介社長(27)に話を聞いた。
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 早川社長は10代のころ、居酒屋でアルバイトを始め、半年後には店長を任せられた。責任感ややりがいが増す一方、従業員は同世代が多かったが、厨房を任せる料理人は二回りも年上。人間関係に思い悩む日々だった。
 店長として1年ほど経ち、同業者とのつながりも増えるなか、気づかされたことがある。「人のせいにするな」。自ら反省点を見直し実行することが、従業員への生きた見本となると分かった。
 24歳で独立し、1号店「ゑにし」を開業。アルバイトから店長、経営者と立場が変わり、「その都度まったく違う考え方になった」。試行錯誤を繰り返し、昨春までに、目標としていた「開業2年で3店舗目」と「会社設立」を果たした。

家族のように

 早川社長が思い描く、社長と社員、アルバイトの理想像は「家族」。社長から見て社員が子、アルバイトは孫になる。今では機会は少ないが、現場に出れば「おじいちゃん」のように、〝子〟には厳しく、〝孫〟にはやさしく接するよう心がけているという。
 3店舗を切り盛りする従業員に求めているのは、各自が単なる成果目標ではなく、「やれる目標」を立てること。「目標を達成できないことが、自信をなくす引き金にもなる人もいる。成果はもちろんだが、そのために何をするかを考え、実践することが大事」
 3人の店長は、心構えをまとめた「店長の極意10か条」を日々確認する。「勉強したり、反省したりして得た知識は、実践して初めて身につく。自分や店長は、リーダーとなるための人間力をつけるため、毎日が勉強」
 「ゑにし」「yukari(縁)」「spasiBAR(スパシーバ=ロシア語でありがとうの意味)」。3つの店名には、人と人とのつながりに感謝する気持ちが込められている。「お客さん、従業員、取引業者、かかわるすべての人にとってプラスになる仕事を心がけている」と力説する。
 着実な「progress」(=進歩、前進)の先には、「10年で年商10億、15~20店舗」という目標の他に、「三重県を発祥とする飲食店ブランドを確立させたい」との強い思いもある。第二の故郷となった四日市で、早川社長は「一致団結できる組織」を作り上げ、発展させている最中だ。
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株式会社PROGRESS DINING
本社所在地/四日市市鵜の森1丁目4の5 小出ビル3階
従業員/15人(アルバイト含む、2011年5月1日現在)
売上高/5800万円(11年2月度)

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