【連載:「ひと」育て 「企業」育て】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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【美容室アンディアーモ】経営者自身が成長

川崎元晴代表

 多くの人材を育て、会社や店舗をより高みへと発展させていく手法は、それを考える経営者の数だけ存在する。現在活躍を続ける企業は、どのように人材を育てているのだろうか。
 多くの人との出会いを転機に、若くして経営者・指導者に特化することを選んだ、美容室「アンディアーモ」(有限会社銀座)の川崎元晴代表(39)に、経営者としての心構え、スタッフを育てる大切さを聞いた。
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 四日市市で数十年続く理容室の長男として生まれた川崎代表は、横浜で理美容師として勤務した後、結婚と同時に地元で1店舗目の開業にこぎつけた。川崎代表を慕う客も多く、店は順調だったが、心配事は「スタッフが育たないこと」だった。
 そのころ、同世代の美容室経営者が集まる勉強会で、経営者自身が多くの人とかかわって成長し続ける大切さを痛感。「スタイリストだから、はさみを置くことはできない」という考えから抜け出し、「自分が100人を幸せにするより、100人を幸せにできるスタッフを数多く育てたい」と思えるようになった。
 川崎代表いわく、「美容師にとっての仕事は、髪を切ることだけでなく、最終的にお客さんの信頼を得ること」。定期的に開くスタイリストやアシスタント、受付など担当ごとのミーティングでは、各自が意見を戦わせることで、「伝える力」、すなわちヘアスタイルや商品の提案力、客やスタッフとのコミュニケーション力を磨いている。
 近年力を入れているのが、「アカデミー」と呼ぶ研修制度。研修生は、専門学校などで学んできたことを基礎に、2年後のカットデビューを目指す、早期養成のためのカリキュラム。今春から新入社員5人がアカデミーに入り、夏には現場に羽ばたいていく。「美容師は人を奇麗にし、人生の門出に立ち会って喜び合える仕事。美容師を目指している人には、あきらめずがんばってほしい」とエールを送っている。

握手が習慣

 始業時と終業時には、スタッフ全員が目を見て握手するのが習慣。「今日もよろしく」「一緒に働けてよかった」という気持ちを再確認するためだ。川崎代表は「人を笑顔にする仕事だからこそ、常に喜びを与えられるようになってほしい」と願っている。
 故郷で開業した川崎代表は、「地域に必要とされる店になる」という思いも強い。中学生を前に、美容師のやりがいや仕事の楽しさなどを講演したこともある。「経営者の自分が裸の王様では、店は育たない。スタッフも店も、経営者自身も成長し続けなければ」。そんな決意を胸に、「夫婦2人で始めたこの店を、100人規模の会社にしたい」という次の目標に向かう。
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有限会社銀座
 本社所在地/四日市市青葉町800の10
 資本金/300万円
 従業員/24人(2011年4月現在)
 売上高/1億円(2010年度)
アンディアーモaoba
 所在地/本社と同じ
LUCIDO STYLEアンディアーモ
 所在地/四日市市波木町282の1

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