【第136号(2017年10月14日発行) 13面】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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第136号(2017年10月14日発行)記事 13面

「現象の不思議」VRで体感 元教員・植田さんがアプリ開発


バーチャルリアリティーで磁界を体感する人に説明する植田さん=四日市市栄町で

物理に親しみを

 苦手意識を持つ人も多い物理の分野に関心を持ってもらいたいと、教員を退職後、理科・物理レッスンの開発などを手掛ける四日市市中町の植田達郎さん(41)がこのほど、バーチャルリアリティー(VR)の立体映像を使い、実際には見えない現象を視覚化し体感できるアプリを開発した。
 東京にある公立の中高一貫校で理科や物理を担当。授業で物理の公式を板書し、生徒の方を振り向いた時、「生徒たちの心がポキポキと音を立てて崩れていくような雰囲気」を感じたことがあった。「問題を解くための勉強法では限界がある。現象の不思議さを体感することで物理に興味を持てるのでは」と考えた。
 大学院でプログラミングを学んでいたため、VRの技術を使って物理現象を体感するアプリの開発を心に決め、5年前に教員を退職し、「フィール・フィジックス」(同市栄町)を個人事業として始めた。
 今年開発した、磁界を視覚化するアプリは、VR映像を見るためのヘッドセットを装着すると、棒磁石と方位磁針が映し出され、自分の手で映像の中の棒磁石をつかんで動かすことができる。動きに合わせて方位磁針の針が向きを変え、そこに磁界があることを体感できる仕組みだ。棒磁石と砂鉄だけの実験では分かりにくい、磁力の強さも表現されている。


アプリで見た磁界の映像

 中高生を対象に出前授業も開いている植田さんには、アプリを体験した高校生から「立体的に磁場を理解することができた。理科が苦手なのでありがたい」という声も寄せられているそうで、「一人でも多くの人にアプリで磁界を体感し、物理に親しみを持ってもらいたい」と語った。アプリの体験はホームページ(http://feelphysics.education/)の連絡フォームから申し込む。
 植田さんは10月29日(日)午後2時から同市栄町のビズ・スクエアよっかいちで「バーチャルリアリティーで磁界の不思議を体験しよう」と題したアプリの体験会を開く。定員10人、参加無料。要申し込み。対象は中学生以上。
 問い合わせ、申し込みは植田さん 電話080・4387・0629まで。

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子や孫へつなげる取り組み 海蔵川舞台に保護活動


観察会の様子=菰野町で(提供写真)

 幼いころ目にした地元の川はヘドロの記憶。しかし、後に見た「清流の宝石」に魅せられて―。四日市市下海老町の川瀬裕之さん(50)は、市中央部を流れる海蔵川を舞台に、自然観察を通した保護活動に取り組んでいる。
 自身が子どものころの四日市は、公害の影響で、海で釣った魚は強烈な油の匂いがした。近年はさまざまな努力の結果、市内を流れる川はアユが遡上するほど奇麗に。20年ほど前、海蔵川で見たカワセミの美しさに一目ぼれし、川の生物や環境に興味を持つようになった。
 2005年に地元の自然観察指導員らにより、市民団体「海蔵川探検隊 うみくら」が発足し、川瀬さんも同団体が開く自然観察会に参加し、自然観察指導員の資格も取得した。同団体では、希少な生き物が生息する海蔵川沿いの湿地が、北勢バイパス建設工事の影響を受けるため、工法を確認し北勢国道事務所と意見交換を始めている。川瀬さんも同団体の活動に協力するようになり、現在は代表を務め、開発と自然保護の両立を求めている。


川瀬さん

 本業はレース用バイクの整備などを手掛けるレーシングメカニック。「レースはガソリンを消費し、二酸化炭素を排出し環境に負荷をかけている」と感じることもあり、環境先進国ドイツのように、環境保全とモータースポーツの両立を模索し始めたそうだ。その思いが四日市の環境を守る姿勢につながっている。
 四日市公害の歴史を語り継ぎ、自然観察会などを開く市民団体「なたね通信」の活動に協力することもあり、「たくさんの人に環境について考えてほしい。疑問に思うことは声を上げ、子や孫の世代にも活動をつなげていきたい」と語った。

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赤堀ふれあいまつり ご当地キャラ初登場 22日


 「笑顔でつなげるまちづくり」がテーマの「第10回赤堀ふれあいまつり」が、10月22日(日)午前10時から四日市市赤堀3の人権プラザ赤堀周辺で開かれる。小雨決行。
 赤堀ふれあいまつり実行委員会と赤堀人権のまちづくり推進委員会が共催。会場では、フランクフルトや焼きそばなどの屋台販売コーナー、カレーフェスタ、炭火焼などグルメ企画が目白押し。子ども縁日コーナーでは、輪投げや水風船、お楽しみくじがある。
 子ども広場ではユマニテク短期大学の学生による遊びのコーナーがあり、地震体験車、パトカー、消防車の乗車体験も。赤堀のご当地キャラクター「ホリン」=写真=の着ぐるみも初登場する。
 問い合わせは同まつり実行委事務局 電話059・351・7609(人権プラザ赤堀内)へ。

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ミサイル関連情報 地区広報紙で案内


防災行政無線も活用を

 さる9月15日早朝、北朝鮮から発射されたミサイルが日本上空を通過し、対象地域には全国瞬時警報システム(Jアラート)による情報伝達が行われた。
 四日市市内各地区で発行されている9月20日付発行の広報紙「センターだより」では軒並み、「弾道ミサイル落下時の行動について」と題し、情報伝達のルートをイラスト入りで掲載。首相官邸ホームページと同様、「落下時の行動」「速やかな避難行動」「正確かつ迅速な情報収集」などを案内した。
 また、落下時の行動だけでなく、水道に関する注意事項も掲載。危険物質を搭載している可能性があるため、安全が確保されるまで全ての水道水の利用を控えるよう呼び掛けている。他にも、防災行政無線(サイレン・音声放送)の内容は自動音声(059・351・4004)で確認できる。

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※掲載内容は取材時によるものです。詳細は、各施設・店舗にお問い合わせください。

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