【第136号(2017年10月14日発行) 3面】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

タウン情報YOU四日市トップページ > タウン情報YOU四日市発行一覧 > 第136号(2017年10月14日発行)記事 > 3面

第136号(2017年10月14日発行)記事 3面

保護猫シェルター完成 「1匹でも多く譲渡に」


保護猫の世話をする堀口さん=菰野町潤田で

菰野町・堀口さん

 保健所などで殺処分を待つ猫を保護し、新しい飼い主への橋渡しを目的とする施設「支援型保護猫シェルター」がこのほど、菰野町潤田にオープンした。運営する動物保護団体「Dep(ディプ)」代表の堀口美香さん(41)は「猫たちの普段通りの姿をじっくり見てもらい、1匹でも多く譲渡につなげたい」と期待を寄せる。
 幼いころから犬や猫が大好きで、捨て猫を乳母車に乗せて里親を探し歩いたという堀口さん。結婚して子育てに専念しつつも、「いつかは動物に関わる仕事に就きたい」と、愛玩動物飼養管理士、動物看護士、トリマー、ペットセラピストの資格を取得した。
 2年前。自身に「悪性皮膚がん」が疑われ、組織検査の結果を待つ間、「このまま死ぬの? やり残したことがいっぱいある。保健所の犬や猫をなんとかしたい」という思いがあふれだした。最終的に、がんの疑いは晴れ、胸をなで下ろすと同時に「もう一度人生をもらったつもりで動物保護活動をしよう」と、家族や友人を誘い、同団体を立ち上げた。
 現在のメンバーは20人。これまで鈴鹿市や菰野町で毎月譲渡会を開き、1年間に猫170匹、犬30匹以上を新たな飼い主の元へ送り出してきた。しかし、デリケートな猫は譲渡会後に体調を崩すことが多く、悩んだ末、自宅隣に自費でシェルターを建てることを決心。家族の協力もあり、8月に完成した。
 保健所からは飼育放棄の成猫の他、生後2か月未満の子猫も引き取る。ワクチン接種や駆虫を済ませて譲渡が可能になるまで、メンバーが手塩にかけて育てる。約30平方メートルのシェルターには20匹ほどが暮らしているが、メンバーが自宅で一時保護している猫も合わせると約70匹に上る。「シェルターができたことにより、随時譲渡が可能になった。保護した猫が幸せになり、殺処分ゼロの社会になってほしい」と心から願っている。
 開館時間は午後1時から同5時まで(不定休)。里親希望者だけでなく、飼えないが支援はしたいという人も、寄付制で40分間猫と触れ合うことができる。いずれも事前予約が必要。ブログ(https://ameblo.jp/animaldep/)でも情報発信している。
 施設の予約は尾迫さん 電話080・5297・0644、問い合わせは堀口さん 電話090・4447・4671へ。

このページのトップへ

【プラチナらいふ】輝き放つ 川柳や風景画


6月の講座の様子

小古曽 山本武夫さん(73)

 朝日新聞「朝日川柳」の常連で、今も毎日投稿を続けている。1日に約2千句が投稿され、7句のみが採用される〝激戦〟を勝ち抜き、1週間に3回掲載されたこともあるその腕前は、YOUでも7年前に紹介した。
 毎朝6時から2時間ほどウォ―キングをしながら、浮かんだ川柳をメモし、帰宅後には10句以上をメールで投稿している。時事川柳は世相を切り取り、“鮮度”がポイントになるそうだ。最近の掲載作は、安倍首相の解散会見をテーマにした「国難と 藪から棒に 何を言い」。
 ウォ―キングは、もう一つの趣味、風景画のアイデアを得る時間でもある。30代から始めた油彩画では数回個展を開いたことがあり、9月には地元の銀行でも展示。青森県の奥入瀬渓流や長野県の上高地の河童橋など、一目で舞台が分かる写実的な作風だ。また、年間200冊ほど読破する読書家で、歴史にも関心があり、夏休みには地域の子ども向けに歴史講座を開いた。好奇心や探求心は衰えることなく輝きを放ち続けている。

このページのトップへ

※掲載内容は取材時によるものです。詳細は、各施設・店舗にお問い合わせください。

最新号の記事
連載
バックナンバー
四日市最新ニュース
チラシ折込み
お問い合わせ
トップページ



【主な配布エリア】
ときわ地区│中部地区│川島地区│桜地区│日永地区│四郷地区│海蔵地区│内部地区│三重地区│羽津地区│橋北地区│大矢知│富洲原│塩浜│楠│富田│あがた│八郷│下野│保々