【第135号(2017年9月9日発行) 7面】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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第135号(2017年9月9日発行)記事 7面

【ピンクリボン】婦人科がんQ&A

井澤美穂医師インタビュー

 女性にとって、子宮は妊娠出産やホルモンの分泌に関係する大切な臓器。しかし、子宮頸がんや子宮体がんなどの婦人科がんは、働き盛り・子育て中の人に増えているという。三重県立総合医療センター産婦人科の井澤美穂医師(43)=写真円内=は検診を受けるよう勧める。

 ―がんになりやすい年代は

 子宮頸がんは20代後半から40代に多く、子宮体がんは40代から多くなり、50歳から60代の閉経前後で最も多くなります。近年、子宮頸がんは若い女性で増加傾向にあります。

 ―芸能人のがん闘病に関するニュースを目にすることが多くなりましたが、影響はありますか

 報道があると検診が増えますね。「テレビを見て心配になったから来た」と、がん検診は知っているけれど、今まで受けたことがない、という人が受診するきっかけになっています。四日市市では20歳より子宮頸がん検診を申し込むと受診券を発行してもらえます。

 ―乳がんは「ピンクリボン運動」で世界的に啓発が盛んですが、子宮頸がんはあまり聞かないようです

 子宮頸がんの方が若い女性に多いのに、啓発が盛んでないのは残念です。内診のハードルが高いのでしょうか。何とか検診へのハードルを下げていきたいです。

 ―検診のハードルを下げるには

 医療を提供する側としては痛くないようにと小さいサイズの器具を使用したり、何をしているのか分かるように診察のカーテンを無くしたりして、ご本人さんと相談しながら行っています。医師は男性か女性かで診察に差はないので、安心して任せてください。

 ―子育て中の主婦は検診が後回しになりがちです。井澤医師も2人の子を持つ母ですが、同じ立場としてアドバイスを

「市に受診券を申し込んで行ってみて」と勧めます。日程が決まっている地区市民センターで予定が合わない人は、個別検診で行きやすい病院を探すといいと思います。

 ―子宮がんのセルフチェックはありますか

 残念ながら有効な方法はありません。定期的に検診を受ける(国は2年に1回を推奨)ことと、不正出血があったらすぐに受診することが重要です。当センターでは子宮頸がん検診時にエコー(超音波検査)で子宮内や卵巣の様子もチェックしています。がんだけでなく、内膜症や筋腫、卵巣の病気が見つかることもあるので、検診は大切ですね。

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【ピンクリボン】検診啓発イベント開催


10月1日・ララスクエアで

 がん検診啓発イベント「輝くいのちへの贈りもの~家族の笑顔を結ぶピンクリボン~」(主催・よっかいちキャンサーリボン実行員会、ララスクエア四日市)が、10月1日(日)正午から午後4時まで四日市市安島1のララスクエア四日市4階特設会場で開かれる。入場無料。
 7回目となる今回は、働き盛りや子育て世代の女性に多い乳がんや子宮頸がんなど、女性特有のがんに関心を持ってもらおうと、来場者も参加して大きなピンクリボンを制作し、検診の受診を呼び掛ける。
 ミニステージでは午後0時半と同3時の2回、四日市羽津医療センターのスタッフが「乳がんセルフチェック」を解説。同1時半からは、森智広四日市市長と、同実行委の委員長で三重県乳腺患者友の会「すずらんの会」の徳山直子さん=写真=が対談する。同2時半からは県立総合医療センターの井澤美穂医師が、婦人科がんに関する質問に答える。
 他にもダンスや歌の披露、健康グッズが当たるじゃんけん大会、四日市看護医療大学の学生によるハンドマッサージ、ピンクリボンにちなんだ各種手作り体験などがあり、家族で楽しめる内容となっている。また、がん検診案内、人工乳房やケア帽子などの展示、患者会の相談ブースも設けられる。
 イベントに合わせ、40歳以上を対象に無料の大腸がん検診も実施する。先着50人。希望者は、氏名(読みがな)、年齢、性別、住所、電話番号、ファクス番号を明記し、9月15日(金)までに同実行委事務局へファクス(059・340・9331)で申し込む。後日、自宅へ郵送された検査キットで説明に従って便を採取し、当日会場へ持参する。
 問い合わせは事務局 電話059・373・7783へ。

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コンクールで優勝&入賞 小原芳美バレエスタジオ


 今夏、広島や京都、埼玉、熊本で開かれたバレエのコンクールで、小原芳美バレエスタジオ(本部・四日市市西日野町)に通う小中学生の生徒らが1位や入賞するなど健闘した。
 7月28日に京都であった「PBKサマーコンクール2017」小3・4年部門では中上凜紗楽さん、8月8日の「NBAジュニアコンクール広島」小3部門では山田莉世さん、小6部門では林美羽さんがそれぞれ1位に輝いた。中上さんは「次のコンクールでも1位を取りたい」、山田さんは「楽しい笑顔で頑張りました」、林さんは「表現力をもっと磨きたい」と話した。
 同スタジオ主宰の小原芳美さんは「皆がそれぞれ成長の証を見せた夏でした。今後はもっと挑戦し、レベルを高めていってほしい」と生徒たちの成長を喜んでいた。

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【未病への旅】皮膚のトラブルと漢方③

 皮膚のトラブルに対する漢方治療を取り上げます。年代によっても症状が異なってくるので、年代別に解説していきます。今回は壮年期です。
 この時期は、仕事による肉体的・精神的疲労が重なることが多いです。階級が上がり、責任重大となって、ストレスが増強することなどが問題点といえます。肉体疲労、ストレスの両方がある方には、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)が最有力候補です。疲労が中心の方には、十全大補湯(じゅうせんたいほとう)が候補となります。
 ストレス中心の方には、普段の体力が強い・普通・弱いの3種に分けると、順に大柴胡湯(だいさいことう)、柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)となります。
 皮膚のトラブル自体には、乾燥、かゆみに対応することが多く、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)がよく用いられます。改善しない時は他の漢方薬もあります。ぜひ漢方専門医に相談してみてください。(鈴鹿医療科学大学 西村甲)

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※掲載内容は取材時によるものです。詳細は、各施設・店舗にお問い合わせください。

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