【第134号(2017年8月5日発行) 13面】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

タウン情報YOU四日市トップページ > タウン情報YOU四日市発行一覧 > 第134号(2017年8月5日発行)記事 >13面

第134号(2017年8月5日発行)記事 13面

【四日市経済ニュース】衣服の役割や意味「大人から子どもへ」


製品を手に縫製作業場で笑顔の近藤社長

地域で伝える「服育」 東海衣料株式会社

 1961年に創業し、学生服や企業制服の製造卸商社として56年の歴史がある東海衣料株式会社(四日市市西浦2)は、多くの幼稚園、小中高、企業と取引のある会社として、人間の生活に深く関わる衣服の大切さを多くの人に伝える「服育」の活動に力を入れている。
 同社の営業エリアは三重県北勢地域が中心。アパレルメーカー、素材メーカーとの連携を密にし、「着る人の気持ち」を意識した縫製や検品を心掛けている。細かい部分でも気持ちよく着てもらえるよう努力を惜しまない。製品を百貨店や販売店へ納めるだけでなく、学校などで制服を着る意味や正しい着こなしについてのセミナーを開いている。
 「常に思い浮かべるのは、制服を着た現場の光景。着る立場に立つことはとても重要」と話す、4代目の近藤大輔社長(48)。自身がPTA役員をしていた時、「子どもの環境を守るためには大人が変わらないといけない」と、自身が携わる仕事を通して何かできないかと考えた。
 その時に出会ったのが、繊維商社の株式会社チクマ(大阪府)に運営母体を置く「服育net研究所」が取り組む「服育」だった。社会性、健康・安全など、生活のあらゆる面から衣服の役割について学ぶことが服育の目的であり魅力だ。
 近藤社長は「普段あまり意識することのない衣服の役割や意味を、子どものころから制服を通して大人が考え、子どもたちに伝えなければ」との強い思いを持つ。三重服育研究会の事務局として、啓発に取り組み、昨年8月には教育関係者らを招いたシンポジウムも開催。講演や調査報告などを通して、子どもたちの未来へつなげていく可能性を見つめる機会を設けた。
 現在は市内の小学校へ協力を依頼し、登下校時に蛍光色で高視認性のジャケットを児童に着てもらい、「着たときの感想」「大人から見ての印象」などの調査を進めている。さまざまな面からアプローチし、着る人の立場へのこだわりを忘れない近藤社長は「衣服を通して、この会社としてどんなことができるかを常に考えていく。地域の企業として、まちづくりに貢献していきたい」と熱く語った。


昨年8月に開催されたシンポジウムの様子(提供写真)

このページのトップへ

【四日市経済ニュース】好評博した特別純米 英のコンテストで受賞


授賞式に臨んだ伊藤社長(中央)(提供写真)

四日市市桜町 伊藤酒造

 英国ロンドンで開かれている酒のコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2017」で、四日市市桜町の伊藤酒造の「鈿女(うづめ)特別純米」が純米酒部門で金メダルを、更にその中から選ばれる「トロフィー賞」を受賞した。
 1847年に創業した同社は、地元を流れる智積養水の伏流水を使い、県産米にこだわった酒造りに取り組んでいる。今回受賞した「鈿女 特別純米」はしっかりとした酸味があり、味わいの深さが特徴的。伝統的な酒蔵で、伝統的な技の中に近代的な品質管理を採り入れている。
 5月下旬、初めに金メダル賞受賞の知らせが入り、その1週間後にトロフィー賞受賞が決まった。純米酒部門には241品が出品され、そのうち3品がトロフィー賞を受賞した。伊藤旬社長は7月上旬、ロンドンで開かれた授賞式に、ドレスコードの羽織袴を着て出席。授賞式後のパーティーでは「複雑な味だが後味が悪くない。素晴らしい」「さまざまな料理と合わせてみたい」と好評を博したという。
 同社では昨年から輸出も開始しており、伊藤社長は「更に海外へ進出することで酒の魅力、地元三重県の酒であるということを広めていきたい」と話した。
 問い合わせは同社 電話059・326・2020へ。ていく。地域の企業として、まちづくりに貢献していきたい」と熱く語った。


受賞した「鈿女 特別純米」

このページのトップへ

【四日市経済ニュース】県内の雇用情勢「着実に改善へ」

前月から0・09上回る 四日市地域の有効求人倍率

 三重労働局がこのほど発表した、2017年6月の県内の有効求人倍率(季節調整値)は1・68倍で、前月を0・07ポイント上回った。全国の有効求人倍率は1・51倍で、三重県は全国第10位。四日市地域の有効求人倍率(原数値)は前月から0・09ポイント上回り1・60倍だった。
 同地域の有効求人数は6697人(前月比124人増)で、有効求職者数は4390人(同257人減)だった。職業別求人数の上位3業種は、サービス職1921人(求職者数345人、倍率5・57倍)、専門技術職990人(同483人、2・05倍)、運搬・清掃・包装750人(同826人、0・91倍)だった。最も求人倍率が高かったのは保安職で、求人数229人に対し求職者数は17人、倍率は13・47倍だった。
 同労働局は「県内の雇用情勢は着実に改善が進んでいる。県内の有効求人倍率の伸び率は3か月続いて0・07ポイントの増加。製造、宿泊、飲食などでは新規求人も好調な状況で、事業所にとっては人手不足の状態が続く。労働条件や現在働いている人への働き方改革が必要」とコメントしている。

このページのトップへ

※掲載内容は取材時によるものです。詳細は、各施設・店舗にお問い合わせください。

最新号の記事
連載
バックナンバー
四日市最新ニュース
チラシ折込み
お問い合わせ
トップページ



【主な配布エリア】
ときわ地区│中部地区│川島地区│桜地区│日永地区│四郷地区│海蔵地区│内部地区│三重地区│羽津地区│橋北地区│大矢知│富洲原│塩浜│楠│富田│あがた│八郷│下野│保々