【第134号(2017年8月5日発行) 7面】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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第134号(2017年8月5日発行)記事 7面

【ピンクリボン】一度受けて 胃カメラ検査


鼻からの胃カメラを紹介する渡辺医師

渡辺真也医師に聞く

 胃がん検診を受けていますか? 国立がん研究センターによると、胃がんはがんの死亡数3位(2014年)、罹患数2位(12年)だが、早期発見で比較的治癒しやすいがんと言われている。
 四日市市では08年度から、40歳以上の個別検診でX線検査(バリウム)と内視鏡検査(胃カメラ)が選択できるようになり、年間のバリウム検査は約3千人に対し胃カメラは約1万人。うち約20人にがんが見つかっている。鼻から入れる胃カメラ(経鼻内視鏡)について、渡辺医院(同市富州原町)の渡辺真也医師に聞いた。

―バリウムと胃カメラ、どちらを受ける人が多いですか

 当院ではバリウム、胃カメラの両方を選択できますが、9割の方が胃カメラです。また、ほどんどの方は鼻から入れる経鼻内視鏡を選択されます。胃カメラは「怖い」「苦しい」というイメージがありますが、一度は受けてほしい検査です。

―それは、どうしてですか

 胃がんになりやすい人は「ピロリ菌」に感染している、またはしたことがある、ということが分かってきたからです。胃カメラで胃の粘膜の状態を見るとピロリ菌感染が疑わしいかが分かります。

―ピロリ菌が疑われた場合は

 ピロリ菌の検査をし、確定後に治療します。ピロリ菌を除菌すると、胃がんの発生が少なくなると言われています。しかし、完全に予防できるわけではないので、定期的な検診は必要です。

―胃カメラを上手に受けるこつは

 出来るだけ力を抜き、検査前に深呼吸をしてリラックスすることです。無理に自分でカメラを飲み込もうとせず、検査医の指示に従ってください。

―鼻から入れるメリットは

 まず、とても細い内視鏡を用います。舌に触れないので不快さや吐き気を感じにくく、のどの違和感も少ないです。また検査中に会話もできます。検査は約10分で終了し、口から入れる検査と大差はありません。

―昨年4月から、ようやく国は市町の胃がん検診について50歳以上で胃カメラも推奨するようになりました。それを受け、四日市市も来年度から胃カメラは50歳以上で2年ごとの検診に変更(バリウムX線検査は40歳以上、年1回受診可能)となります

 50歳以上の理由は、がんの発見率が50代から急に増えるからです。胃カメラ検査が可能な施設も限られているので、診療所同士が協力して検査精度を高める努力をしています。そのため四日市市では、2人の医師による画像チェック体制を本年度より導入しました。市のがん検診は18年1月末日まで受けられますので、この機会に受診することをお勧めします。

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専門家に手技学ぶ 看護医療大の学生たち


10月のイベントに向け

 がん検診の大切さを呼び掛ける「よっかいちキャンサーリボン実行委員会」が10月に開く検診啓発イベントでハンドマッサージを提供しようと、四日市看護医療大学(四日市市萱生町)の学生10人が技術を学んでいる=写真。
 同実行委が毎年開いている啓発イベントで、学生たちはこれまで、がんの予防などの発表を担当してきた。今回はハンドマッサージを選び、実行委員長を務め、四日市市内でリンパマッサージサロンを営む徳山直子さん(61)に講師を頼んだ。
 7月3日には同大学で講習があり、最初に徳山さんは「当日はハンドだけのマッサージになるが、まずは全身のリンパの流れを知ってほしい」と説明。学生たちはペアを組み、アロマオイルを使って互いに全身ケアの仕方を学んだ。
 事前に徳山さんのサロンで施術を体験した4年の森口育美さん(21)は「解剖学の知識はあったが、実際に、疲労がたまっている所は痛く、施術後は体がすっきりすることを実感した。来場者にもしてあげたい」、3年の鬼頭孝明さん(20)は「リンパの流れ方が分かったので、肩こりの人には、家でできることなど看護学生ならではのアドバイスができそう」と話していた。
 今年のイベント「輝くいのちへの贈りもの」は10月1日(日)正午から午後4時まで、同市安島のララスクエア四日市4階特設会場で開催。入場無料。
 問い合わせは同実行委事務局 電話059・373・7783へ。

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鍼灸を考える 市民公開講座

 鈴鹿医療科学大学鍼灸学科は、9月2日(土)午前10時から同大学千代崎キャンパス(鈴鹿市岸岡町)で「第9回鈴鹿医療科学大学鍼灸学科市民公開講座 鍼灸をサイエンスで考える」を開く。
 日本薬膳学会との共催。午前と午後の2部制で、午前は最先端技術の活用や腰痛の鍼治療とセルフケア、健康和膳弁当の解説など。午後は鍼体験や薬膳茶の体験コーナーがある。
 昼食には「夏の疲れを癒す健美和膳弁当」(1080円)を販売(事前予約制、先着200人)。8月25日(金)締め切りだが、同11日(金)から21日(月)は受付不可。
 問い合わせ、申し込みは同大学 電話059・383・8991へ。

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【未病への旅】夏の養生

 夏は「成長」の季節です。日差しが強くなり、気温も上がるため、人間の新陳代謝も活発になります。
 暑さや発汗は体力を消耗し、冷たいもの、生ものを取りすぎると胃腸が疲れてしまい、夏バテになりやすいです。夏の暑さから身体を守るため水分やミネラルをこまめに補給してください。
 夏の食材としては、キュウリ、スイカ、ゴーヤ、レンコン、ハト麦、緑豆、トウモロコシ、白キクラゲがお勧めです。

◇トウモロコシご飯(1人分)
白米30グラム、トウモロコシ10グラム、バター1グラム
〈作り方〉トウモロコシは粒だけを取る。ひげがある場合は少し刻んで加える。白米と一緒に炊き合わせ、最後にバターを加える。

◇ゴーヤと白キクラゲの酢の物(1人分)
ゴーヤ20グラム、西洋ニンジン5グラム(塩少々)、白キクラゲ1グラム、醤油3㏄、ラカンカ糖3グラム、酢5cc
〈作り方〉ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで中綿を取り除く。薄くスライスして水にさらし、さっとゆでる。ニンジンは千切りにして塩でもみ、しんなりしたら水で洗い、絞る。白キクラゲは千切りにし、さっとゆでる。材料を全て三杯酢に漬け込む。
(鈴鹿医療科学大学 髙木久代)

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※掲載内容は取材時によるものです。詳細は、各施設・店舗にお問い合わせください。

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