【第134号(2017年8月5日発行) 2面】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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第134号(2017年8月5日発行)記事 2面

箏に夢中 将来は奏者に 三滝中2年・上田涼花さん


箏を奏でる上田さん=四日市市別山で

「心に伝わる音色を」コンクールで毎年受賞、イベント出演も

 箏の音色を、人の心に伝わるように奏でたい―。昨年7月、広島県であった「第34回全国小中学生筝曲コンクール」で、三滝中2年の上田涼花さん(13)(四日市市別山)が最高賞のグランプリを受賞した。将来は奏者として活躍したいと稽古に励んでいる。
 兵庫県姫路市で生まれた上田さんは、箏教室を開く祖母と、趣味で箏を弾く母の尊子さん(43)の影響で、3歳から習い始めた。大阪府豊中市の箏講師、柳友紀子さんに師事し、小学2年の時に父親の転勤で四日市へ引っ越したが、今でも毎週、尊子さんと一緒に柳さんのもとへ通う。
 同コンクールには小学4年から出場し、毎年必ず受賞する腕前。しかし、該当者がいないと与えられない「グランプリ」を受賞した時は、うれしくて大泣きしたそうだ。今年1月にあった邦楽コンクールでも古典「筝曲地唄」の中学生以下の部で優秀賞に輝いた。
 5月にはNHK教育テレビ「にっぽんの芸能」に“古典芸能キッズ”の一人として出演。2年前、四日市市が会場となっている「全国ファミリー音楽コンクール」に母娘で出演したのがきっかけで、市内の商業施設や地域のイベントで演奏するようになるなど、活動の場を広げている。
 いざ箏の前に座ると、おっとりとした雰囲気からきりっとした表情に変わる上田さん。今は一般の部のコンクール出場を目指して、365日休まず稽古に打ち込む。「夢は演奏家になること。そのために芸術大学で作曲の勉強もしたい」と目を輝かせた。

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今年は4艘勢ぞろい 無形文化遺産登録「鯨船行事」


昨年の行事の様子(提供写真)

 昨年12月にユネスコの無形文化遺産に登録された、四日市市の「鳥出神社の鯨船行事」。登録後初の祭りの季節を迎え、代々祭りを支えてきた地域の人たちは例年にも増して士気を高めている。
 北勢地方には、豪華な装飾を施した船型の山車「鯨船」を練り回し、捕鯨の様子を再現する行事が伝わっている。中でも、同神社のある同市富田地区の行事は江戸時代後期に始まり、参加する北島組、中島組、南島組、古川町という4つの組が欠けることなく伝統を守り続けてきたことから、世界に認められた。


行事に参加した留学生ら(提供)

 昨年までは4艘全てが行事を行うことはなかったが、今年は無形文化遺産登録を記念し、全ての組が練ることに。また同地区以外の人にも4艘勢ぞろいした練りを披露するため、多くの人が集まる夏の恒例イベント「大四日市まつり」2日目の8月6日(日)にも4艘が出場する。
数年前から無形文化遺産への登録が期待され、近年は地区内外で関心が高まっている。私立海星高校(同市追分)の生徒や留学生も祭りで法被を身にまとい、勇壮な練りを間近で体感してきた。小林一憲教諭は「国際交流や日本の伝統文化への理解の一助になれば」と期待している。
長い歴史の間には、一時中断していた組もあったが、若い世代にも積極的に声を掛け、少しずつ祭りの担い手が増えていった。行事の準備や練習などを通じて世代を超えた交流ができるそうで、保存会会長の渡辺繁勝さん(66)は「励ましの言葉をかけてもらい、力が出る。生きている限り、祭りを継承する働きを続けたい」と話していた。
本練りは8月15日(火)午前10時から北島組、同11時半から中島組、午後1時から南島組、同2時半から古川町が行う。
問い合わせは同地区市民センター 電話059・365・1141まで。

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※掲載内容は取材時によるものです。詳細は、各施設・店舗にお問い合わせください。

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