【第132号(2017年6月10日発行) 2面】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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第132号(2017年6月10日発行)記事 2面

地元産品で楽しむ料理教室


料理教室で参加者にトマトを見せながら話す有竹さん(左から2人目)=四日市市下之宮町で

「生産者の思い伝わる」「食材に興味」

 料理を通して地域の魅力を再発見してもらおうと、地元生産者から食材や製品への思いを聞き、体にやさしい料理を学ぶ講座「地産地消&まごわやさしい料理教室」が、四日市市下之宮町のあさけプラザで開かれている。
 地元の農家や企業が生産した食材の他、伝統産業である萬古焼の土鍋も毎回利用する。同市出身で、ともに料理教室を開いている松山千奈美さん(松阪市)と柵山咲子さん(菰野町)が交互に講師を務める。
 5月26日の教室には、30代から60代の主婦15人が参加し、トマトと春野菜を使った「トマトと豆腐のカプレーゼ」「新ニンジンとアスパラガスのしりしり」など5品を松山さんが紹介。トマトを提供した同市貝家町のトマト農家、有竹政史さん(60)は栽培の裏話や豆知識を披露した。


料理教室の様子

 料理教室で話すのは初めてだったという有竹さんは「喜んでもらえるかと緊張したが、地元野菜のPRになった」と満足げ。参加者の中には「生産者の熱心さが伝わり、食材に興味を持った」と有竹さんに声を掛ける人もいた。主催する同プラザの担当者は「子育て世代にも受講していただき、古里の産品を知って積極的に使うきっかけになれば」と話す。
 次回は7月14日(金)午前10時から午後1時まで。内容は「豆腐×ゴマで夏バテ知らず」。参加費1500円、定員は20人で、応募多数の場合は抽選。「広報よっかいち6月下旬号」や同プラザのホームページ(http://www.city.yokkaichi.mie.jp/asakeplaza/)に募集告知が掲載される。以降も10、12月、来年2月に開催予定。
 問い合わせは同プラザ 電話059・363・0123へ。

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41人が「命」と「公害」熱演


練習に励む出演者ら=四日市市西浦で

7月1・2日 市文化会館で

 四日市公害訴訟判決45周年記念の市民音楽劇「四日市ラプソディ~その海と空と~」が、7月1(土)、2日(日)に四日市市文化会館第2ホール(同市安島)で上演される。実話を基にした物語で、子どもから大人まで41人の出演者が公演に向けて熱の込もった練習を続けている。
 原作は元四日市大学教授の粟屋かよ子さんで、音楽家の岩瀬よしのりさん(愛知県春日井市)が演出を担当。ピアノやサックスなどの生演奏で、命の歴史の中に同公害を位置付けた叙事的な物語をつづる。
 前半は、「水の精」に守られ生を謳歌する伊勢湾の魚たち、戦争の足音、復活した鯨船の祭りが次々と登場し、「大気の精」が見守る中、巨大コンビナートが建設される場面まで。後半は、病院を舞台にぜんそく患者と家族の苦悩を紡ぐ。
 重病の患者・道夫役を務める杉本知己さん(60)は「せりふを覚え、どんな場面か想像すれば演じられると思ったが、人物像を自分の中に確立しなければいけないと気付いた」、道夫の妻で一家を支える孝子役の安東志津子さん(42)は「孝子のモデルになった方と話す機会があり、参考になった。物語に込められたメッセージを伝えたい」と思いを語る。
 開演時間は1日が午後2時と同6時、2日は午後2時。前売り入場料は高校生以上2000円、中学生以下1000円で、当日は各200円増し。チケットは同会館などで取り扱っている。
 問い合わせは粟屋さん 電話090・7435・3420へ。

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忘れない四日市空襲 「戦時下のくらし」知って


四日市空襲の常設展示の前に立つ川村さん

13日から市立博物館で

 多くの犠牲者を出した四日市空襲と当時の暮らしを紹介する学習支援展示「四日市空襲と戦時下のくらし」が、四日市市安島の四日市市立博物館で6月13日(火)から9月3日(日)まで開かれる。
 第二次世界大戦末期の1945年6月18日、米軍の爆撃機B29が焼夷弾1万1272発を同市上空で投下、市の面積の35%を焼失し、市街地は焦土と化した。その後も空襲を受け、海軍燃料廠などの工場群も甚大な被害を受けた。
 同博物館で語り部をしている同西浜田町の川村緑さん(89)は当時17歳。逃げようと庭に出たところ、目の前に焼夷弾が落ち、火が波のように押し寄せてきた。防空壕に逃げ、再び外に出た時、自宅が燃え落ちていたのを目撃したそうだ。
 田んぼへ逃げのびた時、姉が抱いていた生後1か月の姪は既に息を引き取っていたという。子どもたちに自身の体験を話す時、川村さんは「2度と戦争だけはしたら駄目。このおばあちゃんの話をずっと忘れないで」と語りかけているそうだ。
 6月18日(日)午前10時からは、同博物館で「ジュニア学芸員養成教室 四日市空襲を語り継ごう」が開かれ、川村さんが他の語り部とともに体験を伝える。予約不要、参加無料。当日先着順で定員は50人。対象は小学4年生から一般。
 問い合わせは同博物館 電話059・355・2700まで。

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※掲載内容は取材時によるものです。詳細は、各施設・店舗にお問い合わせください。

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