【第131号(2017年5月13日発行) 7面】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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第131号(2017年5月13日発行)記事 7面

継続困難な理由、今後のこと
三重乳がん検診ネットワーク・竹田理事長に聞く


 三重乳がん検診ネットワークは今年3月、2005年から続けていたマンモグラフィ検診結果の登録ファイルへの入力を中断した。事業継続が困難になった理由と、既存のファイルの保管や利用、更にネットワークの今後について竹田寛理事長に話を聞いた。

 ―2017年3月末で、登録者数は13万7千人に達しました。約12年続けてきた事業を中断するのはなぜですか

 竹田理事長 県内の医療機関が連携して検診精度を上げる、乳がん検診の認知度を高める、という当初の目的をほぼ達成したというところで、一度区切りをつけようということになったからです。正直なところ、背景には人手が足りないということもあります。登録者が増えるに従って、医療機関側の作業、事務局での業務にも時間がかかるようになりました。そのため、登録事業の部分は継続が難しくなったのです。

 ―「当初の目的を達成」という点についてお聞きします。啓発などで乳がん検診については広く知られるようになりました。検診の精度についてはどのような取り組みをされたのですか

 竹田理事長 県内の医療機関がデータを共有するシステムなので、各機関における検診の精度などに関するさまざまな項目を評価できました。問題となる項目について改善するよう勧告し、情報も公開した結果、各機関とも一定の検診の質を確保できるようになりました。

 ―これまでは連携する県内の医療機関であればどこで検診を受けても1つのファイルに結果が登録されてきたわけですが、それが不可能になります。ということは今後は決まった所で受けた方が良いということですか

 竹田理事長 できるだけ同じ医療機関で検診を受けてください。保管されている過去のデータを参照することは読影の助けになるからです。

 ―登録カード、個人のファイルはどうなるのでしょう

 竹田理事長 受診者のファイルは引き続き、専用のサーバーにて厳重に管理・保管いたします。過去の検診結果を知りたい場合には事務局にお問い合わせください。その際、登録カードに記されているID番号が必要となりますので、カードはそのままお持ちください。

 ―今後の活動について聞かせてください

 竹田理事長 これまで続けてきた、地域での公開講座などを中心にしようと考えています。地域での草の根的な啓発活動が、乳がん検診の普及と質の向上に何より効果的だということが分かったからです。
 単に「検診を受けて」というだけでなく、検診の正しい受け方を伝え、検診に関する誤解を解くなど、さまざまな情報を分かりやすく伝えていこうと思います。要請があれば手弁当でどこへでも参りますので、お知らせください。また、ネットワークの活動に協力いただける新たなイベント(後述)も始まります。啓発活動を更に充実させていきたいと考えています。

 登録事業についての問い合わせは、同ネットワーク 電話059・231・6033まで。

チャリティコンペ

 5月31日(水)に西日本セブンスリーゴルフクラブ(松阪市嬉野島田町)で「第1回ピンクリボンチャリティゴルフコンペ」を開催。参加費2000円。プレー代6500円。収益の一部が同ネットワークに寄付される。問い合わせは同クラブ 電話0598・42・1212へ。

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シニア生き生きチャレンジ教室

 働く意欲の高い高齢者を対象に、介護の職場への再就労を支援するための「シニア生き生きチャレンジ教室」(三重県社会福祉協議会主催)が、6月に四日市市安島の市文化会館などで開かれる。参加無料。
 教室は施設体験2日間を合わせた計6日間で、日程は6月1(木)、7(水)、20(火)、29日(木)と、施設体験は21日(水)から28日(水)のうち2日間。シニア層の高い就労意欲と豊富な経験・技能を生かして「居場所」と「出番」をつくり、介護職場への再就労につなげるのが目的。
 対象は、県内在住のおおむね75歳までの高齢者で、地域での社会貢献活動や介護職場でのフルタイム、パートタイム(週2、3回)で働く意欲のある人。定員50人で、応募多数の場合は抽選。5月25日(木)締め切り。
 また就労希望者は、就労の誓約を条件に、厚労省指針・三重県指定「介護職員初任者研修」も教材費のみの負担で受講できる。
 申し込み、問い合わせは同社協福祉人材課 電話059・227・5160まで。

【未病への旅】皮膚のトラブルと漢方②

 皮膚のトラブルに対する漢方治療を解説します。年代によっても症状が異なってくるので、今回は学童から青年についてです。
 皮膚トラブルは2つの点から考えます。1つは皮膚自体の弱点、2つは弱点のために病状が現れることです。弱点を補強するためには補中益気湯(ほちゅうえっきとう)が最有力候補で、免疫を高めることでも有名です。
 学童期以降には、皮膚が乾燥することが多くなり、集団生活も多くなって付き合いからストレスが増えてきます。ストレスを発散して皮膚を潤し、かゆみを抑えるために、柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)がよく用いられます。
 強い症状を改善するためには柴胡清肝湯を単独で、服用量が多くても飲めるようなら両方を、症状が非常に軽ければ補中益気湯を単独で体質改善を中心に使用するとよいでしょう。良くならない時は他の漢方薬もあります。ぜひ漢方専門医に相談してみてください。(鈴鹿医療科学大学 西村甲)

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※掲載内容は取材時によるものです。詳細は、各施設・店舗にお問い合わせください。

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